Cymbals
 

シンバルと言えばZildjian。
Zildjianの中でもA Customシリーズは一番のお気に入りです。
濁りのない澄んだサウンドは「これぞシンバル!」という感じです。
特にクラッシュ類は。一度使うと他のシンバルの音が汚く聞えてきてしまうほどです。
繊細なピアニシモなプレイにも反応がとてもいいです。
という事で、シンバルは基本的にA Customを中心に使っています。
特にクラッシュ系はA Customじゃないと嫌〜、くらいな感じです。

ハイハットはトップ、ボトム共にA CUSTOM 14"ですが、定番のA.Zildjian NEW BEAT HI-HATも好きです。
僕はZildjian社とエンドース契約をしていますが、それ以前からずっとZildjianシンバルを愛用していますし、それを抜きにしてもZildjianは大好きです。

すべてではありませんが、普段愛用しているシンバルや、ちょっと変わったシンバルを紹介します。




Zildjian A Custom PROJECTION RIDE 20"
ライド・シンバルはHevy weight系が好きです。
このプロジクションライドはメインでよく使うライド・シンバルです。
倍音豊かな広がりのあるサウンドで、生で耳に入ってくる音は ちょっとうるさい感じ。
連打すると、ウァンウァン唸る感じで、ツブ立ちは若干悪い気がするのですが、マイク乗りはとてもいい。
マイクで拾うとツブもハッキリしており、とても良い音で録れます。 
場合によってはシンバルミュートをするときもあります。 上の写真に写っている「Z」の黒い丸がジルジャンのシンバルミュート。 
厚さ2ミリくらいのスポンジでステッカー式になっています。


K Zildjian HEAVY RIDE 20"(ブリリアント仕上げ)
通常のKジルジャンはブリリアント仕上げではないのですが、
わざわざ特注でブリリアント仕上げにしてもらいました。サウンドもルックスも大満足です。
HEAVY Weightなので、ピッチ感はA CustomのProjection Rideにけっこう似ていますが、
倍音が少なく、レガートのツブ立ちがハッキリしています。PAを通さない生演奏のときはこれを使います。


A Zildjian PLATINUM ROCK RIDE 21"(プラチナ仕上げ)
絶版のジルジャン・プラチナ仕上げのロックライドです。レアですねぇ。
チタニウムじゃなくてプラチナですよ!
ベースはAジルのROCK RIDEです。
シルバーっぽい色です。 ロゴは青です!!
サウンドは 上のHEAVY RIDEとあんまり変わりません。
でもベルのサウンドはこっちのが好きかな。



K Zildjian K Custom HYBRID RIDE 20"
Kカスタム・ライドをベースに2種類の表面加工がされたシンバル。
ブリリアント加工された部分(内側)をレガートすると、固めのタッチでツブ立ちの良いサウンド、
レイジング加工された部分(ボウからエッジ部分)をレガートすると、柔らかいタッチで倍音豊かなサウンドがします。
ボウ部分とエッジ部分では音が違うのは当たり前だと思われるかもしれないが、
このシンバルは表面加工の境目から見事に音色とタッチが変わるのだ。
クラッシュ音もいいのでクラッシュ・シンバルのようにも使える。
まさにハイブリッド! 
POPS系では最近はこれを使うことが多いです。
HipGigのセットを使う時はほとんどこのライド。



こだわりのチャイナ・シンバル達

ずっと使い続けていた中国製のチャイナを、スタンドごと倒して割ってしまってからは、チャイナシンバルにはかなりこだわりを持って選んでいます。
(サウンドはもちろん、ルックスも重要よ。ま、自己満足だけどね)

基本的に、チャイナはZ CUSTOM CHINAの18"をメインに使っています。
このチャイナはパワフルでありながら目立ちすぎず、しっかりとサウンドに溶け込みます。
かなり曲中で多用します。
目立つアクセントがほしいときは、ORIENTALシリーズの14" CHINA TRASHを使います。
普段、この2枚は写真のように2段重ねでライドの横にセットしています。


フルセットでのセッティング時には、キャラクターの違う3枚のチャイナをセットして使い分けます。
チャイナシンバルは最低でも2種類を使い分けたい(ロック系は特に)



ORIENTALシリーズのCHINA TRASH(右)とZ CUSTOMシリーズのCHINA(左)と比べると色が違うのがわかると思います。 
画像だとわかりづらいか...


A Zildjian PLATINUM CHINA BOY HIGH 18"(プラチナ仕上げ)
米国モダン・ドラマー誌25周年記念モデル(?)のZildjian A.CHINABOY HIGH 18"です。
もちろんもう生産されていません。
ゴールドではなくプラチナ仕上げです! ロゴはブルーです。
通称、『青ジル』です。
フルセットを組む時にハイハット側の高い位置にセットします。 
基本的にルックス重視ですが、もちろんサウンドも最高です。
※2004年12月。イベントのリハ中に割れてしまいました....
吾輩は基本的に割れシンバルは使わないのだが、このシンバルだけはなんとか再生できないか考えている。



A Zildjian PLATINUM SWISH 16"(プラチナ仕上げ)
上の「青ジル」を割ってしまって途方に暮れていたが、代わりを探さなきゃと
ネットワークを駆使してなんとか手に入れた、プラチナ仕上げのSWISHです。
ロゴは青ではなく、黒です。
プラチナ仕上げはもちろん、16インチのスウィッシュも現在では作られていません。レアです!
割れたとき用のために、スペア(青ロゴ)をもう一枚所有している!



Zildjian Z. POWER SMASH 18"
これもレア物です。 
CHINA系のシンバルで、名前のとおり、かなりパワーがあります。
かなり厚めで重いです。強めに叩かないと鳴りません!!
パワーの割にはアクセントがハッキリせず、減衰が長いので、連打には向いていない。
ここ一発のところで使うと効果的。
ピッチは低めです。
曲を選ぶので、あまり使ってません。





A.Zildjian MEDIUM THIN CRASH 16"
Zildjian 375th Anniversary Ver.

Zildjian社375周年記念のシンバル。 表面に375周年記念ロゴのプリントとエッチング。
裏面には 今は亡きアーマンド・ジルジャン(ジルジャン社 前会長)のサイン(エッチング)が入っています。
それ以外はなんの変哲もないAジルのミディアム・シン・クラッシュです。
クラッシュシンバルは、基本的にA Customを使うのですが、このMedium Thin Crashもサウンドは好きなので、たまに使います。

Armand K
K Zildjian Dark Crash Thin 15" with Armand Zildjian autograph
ジルジャン社の先代社長であるアーマンド・ジルジャンのサイン入りシンバルです!




YAMAHA YC900 SERIES by Zildjian
RIDE 22"

ヤマハブランドのシンバルで、ジルジャン社製です。
シートブロンズの22インチライド。
1980年代に作られていたものだと思われます。



Zildjian Z. Custom 19" Thrash Ride
普通にスティックのチップでボウを叩くと、ライドサウンドが出るし、スティックのショルダーでワイルドにライドしてもいい。
もちろん、パワフルなクラッシュとしても使える。イメージ的にはパンクやハードロック向きのシンバルだと思ったが、叩いてみたらそんなことはなかった。
主にハード系のロックをやるときにメインのライドとして使用するが、POPSでも充分使える!



Zildjian ZHT 16" EFX
シートシンバルってあまり好きじゃなかったんだけど、ZHTシリーズは普通のシートシンバルよりも錫の配合料が多くなっている。
充分プロ仕様のシンバルだと思う。このEFXは個性的な穴空きシンバル。ダークでノイジーなエフェクトシンバルだ。
素手で叩くとゴングのようなサウンドも出せる。


SPLASH達。
SPLASHシンバルは意外に重要。ロック系ではあまり使いませんが、POPS系では多用します。 音程の違うやつを3〜4枚並べて連打するとおもしろいんですよ。
左上からA CUSTOM SPLASH 10"、A CUSTOM SPLASH 12"、A CUSTOM SPLASH 8"、ORIENTAL TRASH SPLASH 9"、K ZILDJIAN SPLASH 10"、A ZILDJIAN SPLASH 8"です。