Drum Set Gallery2

 "YAMAHA YD9000"

 
 YD9000の1セットだけで、たいていの仕事はこなせます。 
 会場やスタジオが変わってもいつも同じ音で鳴ってくれます。
 このドラムはもう四半世紀以上昔に作られた物ですが、シェルの歪みもなく、ハードウェアの不具合もありません。
 (@浦安ショッパーズプラザ特設ステージ)



YD-9000 Setting
1・B.D 22"×14"
2・S.D 14"×5 1/2" (OAK "Ryo" Model)
3・S.D YAMAHA 14"×6 1/2" Alminum Shell (Dave Weckl Model)
4・T.T 8"×5.5" (Single Head)
5・T.T 10"×6.5" (Single Head)
6・T.T 12"×8"
7・T.T 13"×9"
8・F.T 16"×16"

Cymbals
A・Zildjian A.Custom H-Hats 14"
B・Wu Han "Dora" 8"
C・Zildjian ZIL-BEL 6"
D・Zildjian Oriental Trash Splash 9"
E・Zildjian A.Splash 8"
F・Zildjian A.Chinaboy High(Platinum Finish) 18"
G・Zildjian A.Custom Crash 16"
H・Zildjian A.Custom Splash 12"
I・Zildjian A.Custom Projection Ride 20"
J・Zildjian Z.Custom China 18"
K・Zildjian Oriental China Trash 14"
L・Zildjian A.Custom Crash 17"

YD9000のヘッドと言えば トップ:ピンストライプ/ボトム:クリアーが定番でした。
このセットもご多分に洩れず、です!
8"&10"のタムはシングルヘッドになっています。


YAMAHA&Zildjianのセットで、ヤマハ音源のレコーディングにも使用しました!
(@ヤマハARTスタジオ)


ほぼフルセットでレコーディング!(@STUDIO NEST) 


↑右手奥の上のほうに見えるのは、中国・武漢製チャイナシンバル。14インチ。
そう、正真正銘のチャイナシンバルだ。
(しかし、ずいぶん高いところにセットしていたもんだ)
このチャイナ・シンバルは、ドラムをはじめた頃に、ただ「安い」という理由だけで買ったもの。
新品で3000円くらいだったと思う。
しかし、10年以上、吾輩のメインチャイナとして活躍してきた。 
レコーディングに、ツアーに、必ず使った。
とても良い音で鳴るし、マイク乗りもいいし、すごく気に入っていた。 叩けば叩く程鳴ったな。
10年くらい使っていたくらいだから、耐久性もあった。
しかし、ある日、シンバルスタンドごとコンクリートの上に倒して割れてしまった。大ショックだった。

すぐに代わりを探し回った。 武漢製のチャイナシンバルはたまに楽器屋で見かけるんだけど、ハンドメイドのせいかサウンドや品質に当たり外れがある。
試奏して、そこそこ気に入って買った16インチの武漢チャイナなんか、1曲使っただけで割れてしまった。
メーカーも数社あるようだし、 色々試してみたが結局いいのがみつからなかった.....

そして、今このシンバルの代わりになっているのが A Zildjian Platinum SWISH 16"とORIENTAL CHINA TRASH 14" なわけだ!! 
しかし。武漢CHINAは惜しいことをした。 今でも心残りだ。
そのサウンドはFLAMEやREALIZEのCDで聴ける。


↑見えづらいが 左手にあるエフェクトシンバル群、
Zildjian ZIL-BEL 6"
Zildjian Oriental Trash Splash 9"
Zildjian A.Splash 8"
この3つを交互に叩くと、面白いエフェクトサウンドが得られる。
この3つが出揃うのはデジタル系の音楽をやるときかな?
(@名古屋HeartLand)



↑これが僕の最小限のセット。まさに「基本セット」という感じだ。
基本的にタムのヘッドは 打面がピンストライプ、ボトムがクリア。 YD9000では王道ですね。
ドラムスツール(椅子)はDS1000というガススプリング方式で、高さ調整は非常にラクなのだが、プレイが白熱してくると多少上下に浮き沈みしてしまうのがちょっと気になる。 スクリューロッド方式のDS940にすればよかったかも。 バックサポート(背もたれ)は別売なのだが、これがあると体のバランスが取りやすくていい。
(@台場スタジオ)


次のページもあるんだな。



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