「あ行」
アー写(あーしゃ) アーティスト写真
アー担(あーたん) アーティストの(宣伝など)担当者等の事。
アーパ(ー) バカのこと。 「パー」の逆さ読み。
アウトロ 楽曲のエンディングの事。 ウタもの場合は歌が終わってから曲が終わるまでを指す。
アカリ 明かり。ステージや撮影用の照明の事。
アカリ屋 ステージ照明の会社やオペレーター。
朝一(あさいち) 朝一番の事。 この業界ではお昼くらいまでは「朝一」だったりする。また、夜の仕事がメインのハコバン業界では夕方6時頃が「朝一」だったりするので注意。
アゴ・アシ・マクラ アゴは食事代、アシは交通費、マクラは宿泊費。アゴ・アシ・ヤネともいう。
宿泊代に関しては「トマリ代」とか「ヤド代」ということもある。
あたま ミュージシャン用語。 曲の前奏(イントロ)のこと。
当て振り(あてぶり) テレビの収録やコンサートなどで、カラオケ等に合わせて演奏しているフリをすること。 類義語=口パク
アッチェレランド accelerando。曲のテンポをだんだんと速くしていくこと。 故意に行われるもので「ハシる」とは違う。 譜面の表記上は「accel.」。 アッチェルと呼ぶ事もある。  反対語:ritardando(リタルダンド/リット)
アップテンポ up tempo。 とても速いテンポの事。 人によって定義は違うだろうが、吾輩の場合は170BPM以上を指す。
fast tempo(ファストテンポ)と言うこともある。
イーヒ 火。 ライターの事を指す事が多い。 「イーヒ貸して!」など。一字の場合は子音と母音をひっくり返して伸ばして発音するという原則があります。 例:目(エーメ)
イーブン ミュージシャン用語で 平坦なリズム(ハネない)で演奏する事。要はシャッフルとかスイングしない普通のビートを指す。 even=平坦、均一、等しい。
生きる ケーブルや機器が正常な状態であること。  反対語:死ぬ
板付き(いたつき) 幕が開いた時に舞台上にいること。
1ベル(いちべる) 開演の5分前に鳴るベルのこと。大ホール、劇場クラスの会場くらいでしか使わない。開演前に鳴るベルは本ベル(ほんべる)もしくは2ベル(にべる)という。
イニシャル CDの初回出荷枚数のこと
イヤモニ つんくプロデュースの新しいユニット。 というのはウソです。イヤーモニターの事です。 耳に入れたり、引っ掛けたりする、イヤフォンタイプのモニター。
入り(いり) スタジオや会場に到着する事。「入り時間」などと言います。 反対語:出
イレト トイレのこと
インスト インストゥルメンタル(Instrumental)。 歌の入っていない楽曲(器楽曲)の事。
イントロ 楽曲の前奏部分。Introductionの略。 テレビ番組等ではオープニングのタイトルコール等の部分を指す事もある。
イントレ ステージ等で撮影や照明、スピーカーを置くため等の為に組まれた鉄骨の足場の事。
歌番(ウタバン) 歌番組のこと。 最近は「ウタバン」というそのまんまのタイトルの歌番があったような気がする。
歌伴(ウタバン) 歌の伴奏の事
ウタもの 歌の入っている曲の事。
打ち込み シーケンサー等にあらかじめ入力した演奏またはその行為。たいていはクリックと同期させて演奏する。類義語=同期物
営業(えいぎょう) サラリーマンの営業とは違い、ミュージシャンの場合は主に地方巡業を指す。ツアーというほど大袈裟な物ではなく、デパートの屋上とか下積みっぽい公演の際に使われる事が多い。
演奏家(えんそうか) 役所等の書類の職業欄に書くフリーのミュージシャンの職業名。特に規定はないので「音楽家」でも良いらしい。 但し、人に「ご小職業は何ですか?」と聞かれた場合、「演奏家です」と答えても、大抵は「は?」と聞き返されるので、その場合は具体的に「ミュージシャンです」と答えるのが無難。
SE(エスイー) Sound Effectの略。 効果音の事。
HK(エッチケー) NHK。 「エッチ系」と混同するのであまり使われない。
MC(エムシー) Master of Ceremonyの略。 司会(者)の事。 ライブ中の喋り(ベシャリ)のことを指す事もある。
エラくなる 偉くなる。 タレントやミュージシャンが売れて態度がデカくなる事。
オカズ Fill-in。メロディラインの空白部分等を埋めたり、ドラムのリズムの変わり目などで行われる即興演奏。
オケ オーケストラの略。楽団を指す事もあるし、歌のバッキングも「オケ」と言ったりする。"カラオケ"という言葉も「空(カラ)のオケ」からきている。
オサラ お皿。 レコードやCDの事。 「板」とか「エンバン(円盤)」という事もある。
押す スケジュール等の進行が予定より遅れている事。 例:「開演が10分程押したねー」/反対語:巻く
オツカレサマデシター 仕事が終わったときや、別れ際にさようならの代わりに使う。 「デシター」と略する事もある。
落とす MIX DOWNの事。 ※「音量や照明の光量を下げる」の意味もある。
音屋(さん) 音響(PA)の会社やエンジニア。
オハヨウゴザイマス 音楽業界に限らず芸能界では朝昼晩を問わず、この挨拶です。 業界では朝晩の生活がひっくり返っている人も沢山いるので、どんな人に対してでもその日初めて会ったら昼夜を問わず「オハヨウゴザイマス」が通例です。
仲が良くなると「マイド」ということも多い。