ドラマーならこれを聴け!!

吾輩がおすすめする『ドラマーなら一度は聴いてほしい名プレイ』の数々!
もちろんほんの一部。随時追加していきます。

吾輩は特に歌心にあふれたプレイが好きだな。(でも手数プレイも大好き)



夢供養/さだまさし
ドラマー:村上"ポンタ"秀一(?)
正直言って、クレジットに名前が出ているわけじゃないから、ポンタさんかどうかはわからない。
しかし、この頃、ポンタさんは、さださんのバックで叩いていたし、このドラムはポンタさんだろう。
8曲目の「立ち止まった素描画」のドラムはカッコいい。ロックだ!
1コーラス目の「忘れちゃいけない〜」の前の、ハイハットオープン(&クローズ?)のフィルに凄い歌心とセンスを感じる。

さだまさしさんは、すごい。 
ボキャブラリー豊富で、しかも美しい詩の世界、そしてすばらしいメロディー。すばらしい歌。
真のアーティストだ。



アルバム名/アーティスト名:THUNDER LIVE/CASIOPEA
ドラマー:神保彰
今や日本を代表するスーパードラマーのひとり、神保彰氏のデビューライブアルバム。 
ドラムを18才で本格的に始めてわずか3年後のプレイがこれだ!
今聴くと、確かに荒さはあるが、それでも見事な演奏だ! 
吾輩はこれを聴いてドラムやめようかと思った事もあった。


アルバム名/アーティスト名:MARIA/矢沢永吉
ドラマー:GEOFF DUGMORE
なんてったってグルーブが気持ち良い。 
いきなり一曲目からかましてくれるハイハットの刻みは絶品。
この人のハイハットは生きている。 打ち込みじゃ絶対に出ない味!
そして、さらにびっくりなのが、これが一発録りのライブ・レコーディングであるということ。
客を入れてのOPEN GIG RECORDINGという試みだったらしい。
すげークオリティだ!

アルバム名/アーティスト名:この夜のどこかで/矢沢永吉
ドラマー:GEOFF DUGMORE
全編にわたって 最高のドラミングを聴かせてくれる。
5曲目の「予感の雨」のシャッフルは最高に気持ちいい。


アルバム名/アーティスト名:MURASAKI WHY NOW?/紫
ドラマー:宮永英一
伝説のオキナワン・ハードロックバンド「紫」のライブアルバム。
人間味あふれるハートフルロックドラム。 
宮永氏のオカズはフラムやラフを多用したスリリングなものが多い。
スピーディーなオカズも豪快である。 非常に表情のあるタイコを叩く人である。
全曲おすすめ!


アルバム名/アーティスト名:魔女伝説/本城美沙子
曲名:LOST IN HOLLYWOOD
ドラマー:宮永英一
この曲のタイコはめちゃカッコいいぞ〜!
イントロのドラムソロはツーバスを駆使したスリリングなパターンを聴かせてくれる。 ギターソロ後の4小節のドラムソロ。そんなに難しいパターンではないが、間に入ってくるロール(ラフ)が実に心地よい。涙ものだ。  そして、最後の「♪思い出に変えて〜」の後のバッキングパターンは、スネアとタムを絡めてシングルストロークの16分音符のパターンだが、DEEP PURPLEのBURNを彷佛させるカッコ良さ。 聴くべし!


アルバム名/アーティスト名:Jealousy / X
曲名:SILENT JEALOUSY
ドラマー:YOSHIKI
俺はXフリークでもなんでもないのだが、この曲はカッコいいと思った。
このテンポ(約180BPM)でもけして単調にならず、スリリングなオカズを聴かせてくれる。
ソロ後のサビのヴォーカルの後ろで入ってくるソロ的なリズムパターンや
エンディング後半のクラッシュとチャイナシンバルを絡めたフレーズは「カッコいい」の一言だ。



アルバム名/アーティスト名:FRAGILE/FRAGILE (SUB-1003)
曲名:Bluff
ドラマー:菅沼孝三
手数王の名に相応しく、手数炸裂の曲。 
アルバム1曲目である、この曲がすごすぎるので他の曲がとても普通に聞こえてしまう。


アルバム名/アーティスト名:vintagebreaker /THE STAR CLUB
ドラマー:RYO
「BLACKGUARD ANGEL」は、なんとテンポ230BPMでスネアドラムの十六分音符をシングルストークで頭にアクセントをつけて叩くのだ!  
あまりの速さに、ダブルストロークじゃないかと思い、本人に聞いてみたらシングルストロークだと!
「パンクは気合いです」だと! カッコいい!
「ROCK'N ROLL RIDER」は、テンポ236BPMで八分音符で刻むエイトビートから始まる。
リバウンドの少ないフロアタムをこのテンポで叩くのは容易ではない!
このような超アップテンポの曲ばかりを、MCもほとんどなく立て続けに1時間半もライブで叩き続けるのは、もはや超人的だ。


アルバム名/アーティスト名:009 /SMAP (VICL-800)
ドラマー:OMER HAKIM, DAVE WECKL, ANTON FIG, Bernard Purdie
なんだ!この面子は! 超贅沢じゃねーか! この超一流の面子がそろうとなれば買わないわけにはいかないぜ! 
んで、買ってしまった。 はっきり言って演奏は超最高です。 歌が入ってなければ文句無し! 
恥ずかしくて、車とか外で聴けないのが残念。
まだ聴いたことがないけど、SMAPにはSTEVE GADDが叩いているアルバムもあるらしい。 
おそろしや。 


アルバム名/アーティスト名:? /CONDITION GREEN
曲名:CONDITION TRAIN
ドラマー:宮永英一
ドラムパターンで列車の音を見事に再現している。 
それだけではなく、ギターのカッティングが蒸気の音、ボーカルとコーラスで汽笛の音を再現している。 
本当に機関車が走っているようだ。 見事。 
文字で書くとただの擬音遊びのように思われるかもしれないが、ちゃんとした楽曲になっているのだ。


アルバム名/アーティスト名:K2C / KOME KOME CLUB (CSCL-1627)
曲名:TROUBLED FISH
ドラマー:坂口良二
イントロでサックスと一緒に入ってくるリズムが心地よい。(よく聴くとギターも入っている) リズムはハーフ・シャッフル系だが、曲中のフィルには16分音符のイーブンがところどころに使われている。
しかしこれが非常に自然でしっくりくるのだ。このアルバムはKOME KOME CLUBのベスト盤らしい。 
ほかの曲も良いよ。

アルバム名/アーティスト名:AQUA CITY /杉山清貴&オメガトライブ
曲名:TRANSIT IN SUMMER
ドラマー:広石恵一(廣石恵一)
イントロの部分。ハイハットの刻みにオーバーダブされた32分音符のタム回しがカッコいい!



アルバム名/アーティスト名:NEVER ENDING SUMMER /杉山清貴&オメガトライブ
ドラマー:広石恵一(廣石恵一)
「NEVER ENDING SUMMER2」の2コーラス目に入るキッカケのオカズにさりげなく16分音符の裏でバスドラが入ってるところなんかニクイねぇ。
「NEVER ENDING SUMMER3」の歌が入る1小節前の小ブレイクで、スネアで締める直前に入っているハイハットの装飾音符とか、センス良すぎ! 広石さんはただのバンドのドラマーだと思ったら大間違い、スタジオミュージシャンとしてのテクを持った人だ。  

アルバム「FIRST FINALE」の「霧のDOWN TOWN」や「二度目のイヴ」のプレイもぜひ聴いてほしい。
広石さんは、センスのいいドラマーですよ。
最近では「クレイジーケンバンド」で叩いてます! 最近は、名字が「廣石」になってますね。

アルバム名/アーティスト名:LED ZEPPELIN /LED ZEPPELIN (AMCY-2431,他)
ドラマー:John Bonham

1曲目の「GOOD TIMES BAD TIMES」のドラムはかっこいいぞ。 
歌の出だしの直前のフィルインを聴いて欲しい。 
絶妙なタメがきいた、それでいてスリリングな文句なしの秀逸フィルだ。 
吾輩はJohn Bonhamのドラムというとこの曲のこの部分とリズムパターンが一番印象に残ってる。 
リズムパターンにもワンバスの連打がバシバシ入ってくる。 
多少ヨレようがおかまいなしのダイナミックなドラミングに脱帽だ。
このアルバムはファーストアルバムでJohnは当時21歳。
もちろんこのあと、32歳でこの世を去るまで数々の名演を残し、現代のロックドラム界に多大な影響を及ぼしたのは言うまでもない。






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